「あのもふもふを思いっきり抱きしめたい…!」 チンチラを飼い始めたら、誰もが一度は(いや、毎日)思うことですよね。あのシルクみたいな毛並み、たまんないです。
でも、いざ抱っこしようとすると「プイッ」て逃げられたり、ジタバタ暴れられたりして、「嫌われちゃったかな…」って凹んでる人も多いはず。
実は、チンチラにとって抱っこは「空から天敵に捕まる」のと同じくらい怖いことなんです。だから、無理やりやるのは絶対にNG!
この記事では、チンチラの気持ちに寄り添いながら、どうすれば「抱っこしてもいいよ〜」って言ってもらえるのか、そのコツをめちゃくちゃ詳しくお話しします。

チンチラの「抱っこ」はゴールじゃなくて「信頼の証」
まず最初に知っておいてほしいのが、チンチラにとって抱っこは「当たり前のこと」じゃないってこと。ワンちゃんみたいに「抱っこ大好き!」っていう子は、実はかなり珍しいんです。
チンチラからすれば、自分より何十倍も大きい人間に体を持ち上げられるのって、ジェットコースターに乗せられるくらいドキドキする出来事。まずは「この人は怖くないんだ!」って思ってもらうところからスタートしましょう。
チンチラの性格を理解してあげよう
チンチラってすごく賢いし、感情も豊か。でも、基本的には「超ビビり」な草食動物です。急な動きや大きな音には、心臓がバクバクしちゃうくらい驚いちゃいます。
だから、抱っこを急ぐのは禁物。まずは「同じ部屋にいてもリラックスできる関係」を目指すのが一番の近道なんです。
「嫌なこと」をしないのが一番のモテ要素
人間も、いきなり知らない人に肩を組まれたら「えっ!?」てなりますよね。チンチラも同じ。
・寝ている時に無理やり起こす
・上からわしづかみにする
・追いかけ回す
これをやっちゃうと、心のシャッターがガラガラ〜って閉まっちゃいます。まずは「嫌がることをしない」だけで、あなたの好感度は爆上がりしますよ!

抱っこの準備!まずは「手」を好きになってもらおう
「よし、抱っこするぞ!」と意気込む前に、まずはステップを踏んでいきましょう。いきなり持ち上げるのはレベル100の技。まずはレベル1から順番にクリアしていくイメージです。
ステップ1:手のひらはおいしいものが置かれる場所
まずは、あなたの「手」を「怖くない、むしろ良い場所!」と思わせる作戦です。 ケージの中にそっと手を入れて、手のひらに乾燥レーズン(一切れ)や乾燥野菜を置いてみてください。
チンチラが自分から寄ってきて、手の上で食べてくれたら大成功!この時、無理に触ろうとしないで「食べてくれてありがとう〜」って心の中で唱えながら、じっとしておくのがコツです。
ステップ2:カキカキで「気持ちいい」を教える
手の上でごはんを食べてくれるようになったら、次は「カキカキ」の出番。 チンチラが自分では届かない「あごの下」や「耳の後ろ」を、指の腹で優しくなでてあげてください。
目を細めてうっとりしてくれたら、あなたのことがかなり好きになってる証拠!これができると、抱っこのハードルがぐんと下がります。

いよいよ実践!チンチラが安心する抱っこのやり方
お互いの信頼関係ができてきたら、ついに抱っこに挑戦です。でも、やり方を間違えると骨折などのケガをさせてしまうこともあるので、慎重にいきましょう!
下からすくい上げる「お皿」のイメージ
一番大事なのは、「上から掴まないこと」です。 両手をそっとチンチラのお腹の下に滑り込ませて、下からすくい上げるように持ち上げます。イメージは、割れやすい高級な卵をそっと持つ感じ。
お尻をしっかり支えるのが鉄則
チンチラが一番不安になるのは「足がぶらぶらしている状態」です。 持ち上げたらすぐに、片方の手でチンチラのお尻をしっかり支えてあげてください。足があなたの腕や体にしっかりついていると、チンチラは「あ、これなら落ちないな」って安心してくれます。
胸にピタッとくっつけて安定感を
持ち上げたら、自分の胸元に引き寄せましょう。 チンチラを自分の体に密着させることで、チンチラはあなたの体温を感じて落ち着きます。このとき、あまり強く抱きしめすぎないように注意!チンチラの肋骨はとっても細くて繊細なので、優しく、でもしっかりホールドするのがポイントです。

こんな時は要注意!抱っこを控えるべきサイン
チンチラにも「今はちょっと…」っていう気分があります。無理をすると嫌われちゃうので、サインを見逃さないようにしましょう。
「プップッ!」と鳴いている時
これは「怒ってるよ!」「やめてよ!」のサイン。 もし抱っこしようとしてこの声が聞こえたら、すぐに手を引いてあげてください。チンチラの気持ちを尊重してあげることが、長い目で見れば一番の仲良しへの近道です。
必殺技「おしっこ飛ばし」が出たら
女の子のチンチラによくあるのですが、本当に嫌なときは後ろ足で立ち上がって、ピピッと正確におしっこを飛ばしてくることがあります(笑)。 これは最大級の拒絶サインなので、「ごめんね!」と言ってそっとしておいてあげましょう。
毛が抜けてしまう「ハンドリング・ファーロス」
チンチラは外敵に捕まった時、毛を抜いて逃げるという特性があります。 抱っこした時にごっそり毛が抜けてしまったら、それはチンチラが「命の危険」を感じるほどパニックになっている証拠。一旦抱っこはお休みして、もっと仲良くなる時間を増やしましょう。

抱っこの時間を「最高のご褒美」に変えるコツ
抱っこができるようになったら、それをチンチラにとっても「嬉しい時間」にアップデートしていきましょう!
抱っこの後は必ずご褒美を
「抱っこされたらいいことがあった!」と思わせるのが最強のトレーニングです。 抱っこを終えてケージに戻す時や、膝の上でじっとしてくれた時に、お気に入りのおやつを少しだけあげてください。 「抱っこ=おいしいもの」という方程式が完成すれば、自分から肩に乗ってくるようになるかもしれません。
部屋んぽ中がチャンス
ケージの中はチンチラにとっての「絶対安全な縄張り」です。そこから出されるのは嫌がる子が多いですが、外で遊んでいる(部屋んぽ)最中なら、意外とすんなり抱っこさせてくれることもあります。 遊びの延長で、ちょっとだけ持ち上げて、すぐ降ろす。これを繰り返して「持ち上げられることに慣れてもらう」のもアリですよ。

チンチラとの生活をもっと楽しくするために
抱っこはコミュニケーションの一つですが、それが全てではありません。 チンチラは名前を呼んだら駆け寄ってきたり、足元をくるくる回ってダンスしたり、いろんな方法で愛を伝えてくれます。
抱っこできなくても「大好き」は伝わる
もし、どうしても抱っこが苦手な子がいても、ガッカリしないでください。 そばに座っているだけで寄ってきてくれたり、手からおやつを食べてくれたりする。それだけで、チンチラはあなたを特別なパートナーだと認めてくれています。 個性を丸ごと愛してあげるのが、本当の飼い主さんですよね。
毎日の観察を忘れずに
抱っこができるようになると、体の異変にも気づきやすくなります。 「あれ、今日はちょっと痩せたかな?」「お腹に固まりがあるかも?」 スキンシップは健康チェックの絶好のチャンス。愛おしいもふもふを守るためにも、優しく触れ合う習慣をつけていきましょう。

まとめ
チンチラの抱っこは、「焦らず、優しく、下から」が鉄則!
- まずは手をおいしい場所だと思ってもらう
- カキカキで信頼ポイントを貯める
- 下からお皿のようにすくい上げ、お尻をしっかり支える
- 嫌がるサイン(鳴き声や逃走)が出たらすぐにやめる
- 抱っこの後におやつをあげて、ポジティブな印象を植え付ける
このステップを大切にすれば、きっとあなたのチンチラも、いつか自分から腕の中に飛び込んできてくれるはずです。 焦らずに、ゆっくりゆっくり、もふもふライフを楽しんでくださいね!
もっとチンチラのことが知りたい!というときは、いつでも聞いてください。応援しています!


