最近ペットショップでもよく見かけるようになったアフリカヤマネ。見た目はまるで「お菓子のパッケージから飛び出してきた妖精」みたいに可愛いですよね。
でも、いざお迎えしてみると「あれ?全然ケージから出てこない…」「触ろうとすると爆速で逃げる!」なんてことに驚いた人もいるかもしれません。実は、ヤマネちゃんはとっても臆病で、仲良くなるにはちょっとした「コツ」と「根気」が必要なんです。
この記事では、ヤマネちゃんがどうして警戒しちゃうのか、どうすれば手のひらの上でスヤスヤ寝てくれるくらい仲良くなれるのかを解説していきますね!
そもそもアフリカヤマネってなつくの?
まず最初に、みんなが一番気になっている「ぶっちゃけ、なつくの?」っていう疑問から。
結論から言うと、「ベタ慣れ」にするのはちょっと大変だけど、「手からおやつを食べる」くらいには絶対なれます!
ヤマネちゃんは、ワンちゃんや猫ちゃんみたいに「ご主人様〜!」って寄ってくるタイプではありません。どっちかっていうと「この人は怖くない、おいしいおやつをくれる動く家具だ」って思ってもらうところからスタートします(笑)。
でも、毎日少しずつ距離を縮めていけば、自分から手に乗ってきたり、ポケットの中で寝てくれたりするようになります。その瞬間の感動は、もう言葉にできないくらい最高ですよ!

ヤマネちゃんは超がつくほどの「ビビリ」さん
ヤマネちゃんは自然界では「食べられちゃう側」の動物です。だから、自分より何百倍も大きい人間が近づいてくるのは、彼らにとっては進撃の巨人が攻めてくるようなもの。
まずは「この人は僕を絶対に食べないし、攻撃もしないよ」っていう安心感を与えることが、なつくための第一歩なんです。
個性があることを知っておこう
人間にも「陽キャ」と「陰キャ」がいるみたいに、ヤマネちゃんにも性格があります。最初から物怖じしない子もいれば、半年たってもまだ逃げちゃう子もいます。
もしなかなか慣れてくれなくても「自分の教え方が悪いのかな?」って落ち込まなくて大丈夫。その子のペースに合わせてあげるのが、一番の愛情です。
仲良くなるための準備!環境づくりが大事なワケ
「よーし、今日から仲良くなるぞ!」って気合を入れるのはいいけど、お部屋の環境が整っていないと、ヤマネちゃんはストレスで心を閉ざしちゃいます。
まずは、ヤマネちゃんが「ここならリラックスできるな〜」って思えるお家を作ってあげましょう。

お部屋を静かな場所に置く
ヤマネちゃんは耳がとってもいいです。テレビのすぐ横とか、ドアの開け閉めが激しい場所にケージを置くと、ビクビクして過ごすことになっちゃいます。
なるべく静かで、温度が変わらない場所にケージを置いてあげてください。25度くらいが彼らにとっての「天国」な温度です。
隠れ家をたくさん作る
「姿が見えないと寂しいから」といって隠れ家を置かないのはNG。むしろ、隠れる場所がたくさんある方が「何かあったらあそこに逃げればいいや」って安心できて、結果的に表に出てきやすくなるんです。
木のお家や、モフモフのポーチなど、ヤマネちゃんがお気に入りの「避難所」を作ってあげましょう。
ステップ1:まずは「存在」に慣れてもらおう
お迎えしてすぐは、とにかく我慢の時!可愛いからって無理やり触るのは、せっかくの好感度をマイナスにしちゃう行為です。
1週間は「見守り隊」に徹する
新しいお家に来たばかりのヤマネちゃんは、パニック状態。最初の1週間は、ご飯とお水を替えるとき以外は、なるべく放っておいてあげましょう。
「この場所は安全なんだな」ってヤマネちゃんが理解するまで待ってあげるのが、仲良くなるための最短ルートなんです。
声をかけて「匂い」を覚えさせる
ご飯を替えるとき、優しく名前を呼んであげてください。大きな声じゃなく、ヒソヒソ話くらいのトーンでOK。「おいしいご飯持ってきたよ〜」って毎日声をかけていると、ヤマネちゃんはあなたの声を「安心の合図」として覚えます。
また、飼い主さんの匂いがついたティッシュをケージに入れておくのもおすすめ。「この匂いは怖くない匂いだ!」って脳に刷り込んじゃいましょう。

ステップ2:「魔法の杖」おやつ作戦!
ヤマネちゃんの警戒心が少し解けてきたら、いよいよ本格的なアプローチ開始です。ここで使うのが、みんな大好き「おやつ」!
手から直接おやつをあげてみる
いきなり手で掴もうとするのはダメ。まずは指先におやつを持って、ヤマネちゃんの鼻先に持っていきます。
おすすめのおやつは、ゼリーやドライフルーツ、ミルワーム(虫が苦手な人は乾燥したやつでもOK)。「この人の手=おいしいものが出てくる魔法の手」だと思わせたら、こっちの勝ちです!
恐怖の「上から掴み」は絶対ダメ!
これ、初心者が一番やっちゃうミスなんですけど、鳥が獲物を捕まえるみたいに上からガシッと掴むのは絶対にやめてください。ヤマネちゃんからしたら、天敵のワシに襲われたような恐怖を感じます。
触るときは必ず下から、そっとすくうように。手のひらをお皿にするイメージで近づけましょう。
ステップ3:手のひらタクシーでお散歩
おやつを手から食べてくれるようになったら、次は手のひらに乗ってもらう練習です。
手のひらに乗ったら「いいこと」がある
手のひらにおやつを置いて、ヤマネちゃんが自分から乗ってくるのを待ちます。乗ってくれたら、そのまま動かさずにおやつを食べさせてあげましょう。
これを繰り返すと「あの人の手の上は、レストランみたいで居心地がいいな」って思ってくれるようになります。
「部屋んぽ」で絆を深める
ケージの外に出して遊ばせる「部屋んぽ」も有効です。でも、ヤマネちゃんはすばしっこいので、隙間に入り込んだら最後。蚊帳(かや)の中や、囲いを作った安全なスペースで遊びましょう。
飼い主さんがその中に座っていると、ヤマネちゃんがあなたを「アスレチック」だと思って登ってきたりします。このときも無理に捕まえようとせず、登ってくるのをじっと待つのがコツです。

もっと仲良くなるための「秘密のテクニック」
基本のステップに慣れてきたら、さらに距離を縮めるためのテクニックをいくつか紹介します。
夜行性のリズムに合わせる
ヤマネちゃんは夜行性です。昼間に寝ているところを無理やり起こして「遊ぼう!」って言うのは、私たちが深夜3時に叩き起こされるのと同じ。
ヤマネちゃんが自分から起きてきて、目がパッチリしている夜の時間帯にコミュニケーションを取るようにしましょう。
匂いの強い石鹸は控える
ヤマネちゃんは鼻がとてもいいです。香水や香りの強い石鹸を使っていると、その匂いにびっくりして逃げちゃうことがあります。触れ合う前は、なるべく無香料の石鹸で手を洗うか、水洗いくらいにしておくと、ヤマネちゃんが安心しますよ。
毎日5分でもいいから向き合う
たまに1時間遊ぶより、毎日5分間おやつをあげる方が効果的です。ヤマネちゃんは忘れるのも早いので、「毎日会う人」として記憶に定着させることが大事なんです。
ヤマネちゃんが「なついてくれた」サイン
「これってなついてるのかな?」って不安になったら、ヤマネちゃんのこんな行動をチェックしてみてください。
- ケージに近づくと寄ってくる:これはもう「おやつくれるの?」って期待している証拠!
- 手の上で毛づくろい(グルーミング)を始める:リラックス度MAXの状態です。
- 手のひらで寝ちゃう:これはもう、あなたのことを親だと思っているレベル!
こんな姿を見せてくれたら、あなたの努力は大成功です。

もし噛まれちゃったらどうする?
仲良くなろうとして、ガブっと噛まれちゃうこともあるかもしれません。「嫌われちゃったかな…」ってショックを受けるかもしれないけど、大丈夫。
ヤマネちゃんが噛むのは、ほとんどが「怖いよ!」っていう防衛本能か、「これ食べ物かな?」っていう勘違いです。
噛まれたら、大声を上げずにそっと手を引いて。決して叩いたり怒鳴ったりしないでくださいね。ヤマネちゃんは「怒られた」とは理解できず、「この人は怖い!」という記憶だけが残っちゃいます。
絆を修復するには、またおやつ作戦からリスタートすればOK。ゆっくり時間をかければ、必ずまた信頼してくれます。
まとめ:焦らずゆっくり、ヤマネちゃんのペースで
アフリカヤマネと仲良くなる方法は、魔法のような裏技があるわけじゃありません。
- まずは環境を整えて安心させる
- おやつを使って「いい人」だと思わせる
- 毎日少しずつ、無理のない範囲で触れ合う
この3つの繰り返しです。
ヤマネちゃんがあなたの指をぎゅっと掴んで、一生懸命におやつを食べている姿を見たら、それまでの苦労なんて全部吹き飛んじゃいますよ。
焦らず、世界で一番小さなパートナーとの時間を楽しんでくださいね!


