「あ、ネズミだ!」って、家の周りや公園でちっちゃいネズミを見かけること、たまにありますよね。でも、ペットショップにいる子たちと何が違うの?捕まえて飼えるの?って疑問に思う人も多いはず。
実は、野生のハツカネズミって、私たちが思っている以上にタフで、それでいてとっても繊細な生き物なんです。今日は、そんな野生のハツカネズミの正体や、もし出会っちゃった時にどうすればいいのかじっくりお話ししていくね!

野生のハツカネズミってどんな子?
まずは、野生のハツカネズミがどんな生き物なのか、そのプロフィールからチェックしていこう。普段、ペットショップで見かける「カラーマウス」たちは、この野生のハツカネズミを可愛らしく改良した親戚なんだ。
見た目の特徴とサイズ感
野生のハツカネズミは、とにかく「ちっちゃい」!だいたい体長は6センチから10センチくらい。大人の手のひらにすっぽり収まっちゃうサイズだね。しっぽも同じくらいの長さがあって、これがバランスをとるのに役立っているんだ。
色は、ペットの子みたいに真っ白やパンダ模様じゃなくて、基本的には「アグーチ」っていう、ちょっと茶色がかった灰色をしているよ。これ、地面や枯れ葉に隠れるための保護色なんだよね。お腹側は少し白っぽくなっているのがおしゃれポイント。

どこに住んでいるの?
「ハツカネズミ」って名前の由来は、妊娠期間が20日(はつか)くらいでどんどん増えるからって説があるくらい、繁殖力がすごいんだ。だから、いろんな場所に住んでいるよ。
自然豊かな草むらや田んぼはもちろんだけど、実は「人間のそば」が大好き。物置の裏とか、屋根裏とか、ちょっとした隙間に隠れて暮らしているんだ。都会の真ん中でも、意外としたたかに生きているのが彼らのすごいところだね。
野生の子を捕まえて飼うのはアリ?ナシ?
道端でひょっこり現れたハツカネズミを見て、「可愛い!連れて帰りたい!」って思うこともあるかもしれない。でも、ちょっと待って!野生の子を飼うには、いくつか知っておかなきゃいけない大事なことがあるんだ。
野生の子は「病気」を持っているかも
ここが一番大事なポイント。野生のネズミさんは、私たちが持っていないバイ菌やダニ、寄生虫を体に持っている可能性がすごく高いんだ。
例えば、噛まれたり、おしっこに触れたりすることで、人間が病気になっちゃうこともあるんだよね。ペットショップの子たちは清潔な環境で育てられているけど、野生の子はどこを通ってきたか分からない。だから、素手で触るのは絶対にNGだよ。
懐かせるのがめちゃくちゃ大変
野生のハツカネズミにとって、人間は「優しくしてくれる友達」じゃなくて「自分を食べようとする巨大な怪物」に見えているんだ。だから、ケージに入れてもパニックになっちゃうし、心を開いてくれるまでには、ペットショップの子の何十倍も時間がかかる。
ずっと隠れっぱなしで、ご飯も食べてくれない…なんてこともよくある話。彼らにとっては、自然の中で自由に走り回るのが一番の幸せかもしれないんだよね。

もし野生のハツカネズミを助けちゃったら
「怪我をしている子を見つけた」「猫に襲われていたのを助けた」なんて状況もあるよね。そんな時のための対処法を教えるね。
まずは「触らない」のが鉄則
助けたい気持ちは山々だけど、まずはゴム手袋をしたり、厚手のタオルを使ったりして、直接肌が触れないようにしてね。小さな段ボールにタオルを敷いて、暗くて静かな場所に置いてあげよう。
野生の子はストレスにすごく弱いから、ジロジロ見たり、「大丈夫?」って声をかけ続けたりするのも実は逆効果。まずは安心できる暗闇を作ってあげることが、彼らにとっての第一助けになるんだ。
動物病院に相談してみよう
「ネズミを見てくれる病院なんてあるの?」って思うかもしれないけど、エキゾチックアニマルを診てくれる先生なら相談に乗ってくれることもあるよ。
ただ、野生動物の治療は「そのまま自然に帰すこと」を前提にしていることが多いし、法律の関係で診察できない場合もあるから、まずは電話で確認してみるのがスマートだね。

野生のハツカネズミの驚くべき能力
ちっちゃい体をしているけど、野生を生き抜くための能力はマジでプロ級なんだ。これを知ると、ハツカネズミの見え方が変わるかも!
驚異のジャンプ力とスピード
ハツカネズミは、自分の体の何倍もの高さをジャンプできるんだ。さらに、走るのもめちゃくちゃ速い!「シュバッ!」って音がしそうなスピードで物陰に隠れる姿は、まさに忍者のよう。
この瞬発力があるから、天敵のヘビや鳥からも逃げ切ることができるんだね。私たちが捕まえようと思っても、なかなか上手くいかないのはこの身体能力のせいなんだ。
1円玉の隙間も通り抜ける!?
これ、信じられないかもしれないけど、ハツカネズミの頭が通る隙間なら、体全体が通り抜けられちゃうんだ。骨格がすごく柔軟にできているんだよね。
だから、「こんな狭いところから入ってきたの?」って驚くような隙間でも、彼らにとっては立派な玄関口。お家に入られないように対策するなら、かなり細かい網目じゃないと意味がないんだ。

庭にハツカネズミが来ないようにするには?
「可愛いのはわかるけど、家の中に入られるのは困る!」っていうのが本音だよね。お互いにとって良い距離感を保つための方法を紹介するよ。
食べ物を出しっぱなしにしない
一番の対策はこれ!彼らはお鼻がすごく良いから、出しっぱなしのお菓子や、ペットの食べ残しのフードの匂いをすぐに見つけちゃうんだ。
生ゴミも蓋付きのゴミ箱にしっかり入れる、食べ物は密閉容器にしまう。これだけで、「ここには食べ物がないな」って判断して、他へ行ってくれるようになるよ。
隙間をふさごう
さっきも言った通り、彼らはほんの少しの隙間から侵入してくるんだ。エアコンの配管の隙間や、換気口の古い網なんかをチェックしてみて。ホームセンターで売っているパテや金網で塞いでおくのが効果的だよ。

野生のハツカネズミと共生するということ
ここまで野生のハツカネズミについて色々お話ししてきたけど、結局のところ、彼らは彼らの世界で一生懸命生きているんだよね。
遠くから見守るのが一番の優しさ
もしお庭で見かけても、追いかけ回したり捕まえようとしたりせず、「あ、今日も元気にしてるな」って遠くから見守ってあげるのが一番。それが野生動物に対する最高の敬意だと僕は思うんだ。
どうしても家の中に入ってきちゃって困る場合は、殺虫剤とかじゃなくて、ハッカ油みたいな「ネズミが嫌いな匂い」を使って、自主的に出ていってもらう方法もあるよ。これなら誰も傷つかなくて済むしね。
ペットのマウスとは別物だと考えよう
「野生の子を飼ってみたい」という気持ちは、動物好きなら誰もが通る道。でも、ペットとして販売されているカラーマウスやファンシーマウスは、何代もかけて人間と暮らすために適応してきた子たちなんだ。
もし、どうしてもネズミさんと暮らしたいなら、野生の子を無理に捕まえるんじゃなくて、環境が整ったお店からお迎えしてあげる方が、あなたにとってもネズミさんにとってもハッピーな結果になるはずだよ。

まとめ
野生のハツカネズミは、小さくて可愛いけれど、自然界の厳しさを知っているタフな生き物。
- 見た目はアグーチ色で、1円玉の隙間も通れる忍者のような能力者。
- 病気のリスクがあるから、野生の子には素手で触らないこと。
- 懐かせるのは至難の業。自然の中で過ごすのが彼らの幸せ。
- もし出会ったら、適切な距離で見守ってあげよう。
こうやって彼らのことを知っていくと、近所の草むらがちょっとした「野生の王国」に見えてこない?もし次にちっちゃい影がシュバッ!と動くのを見つけたら、心の中で「頑張れよ!」ってエールを送ってあげてね。


