「え、昨日まであんなに懐いてたのに、なんで!?」
シマリスを飼い始めたばかりの人が、一番びっくりして、一番泣きたくなる瞬間。それが「タイガー期」です。さっきまで手のひらで寝てた子が、いきなり指をガブッ!目が合うだけでシャーッ!って怒る。
これ、実はシマリスの「本能」が爆発してるだけなんです。あなたが嫌われたわけじゃないから、まずは安心してね。今回は、このタイガー期がなんで起こるのか、いつ終わるのか、そしてどうやって乗り越えればいいのかを、超わかりやすく解説しちゃうよ!

そもそも「タイガー期」ってなに?
シマリスが虎になっちゃう時期
「タイガー期」っていうのは、普段はかわいいシマリスが、まるでトラ(タイガー)みたいに狂暴になっちゃう時期のこと。シマリス飼いの間では有名な言葉なんだ。
これ、ただの反抗期じゃないんだよね。秋から冬にかけて、シマリスの体の中で「冬眠の準備をしなきゃ!」っていうスイッチが勝手に入っちゃうのが原因。このスイッチが入ると、性格が180度変わっちゃう子が多いんだ。
どんな状態になるの?
具体的には、こんな感じになるよ。
- ケージに手を入れただけで噛みついてくる
- 部屋で遊ばせてると、足首を狙って攻撃してくる
- エサをあげようとすると「シャー!」って威嚇する
- 常にピリピリしてて、全然リラックスしてくれない
あんなに小さくてふわふわなのに、噛まれると結構痛いんだよね(泣)。でもこれ、シマリス本心でやってるわけじゃないから、怒らないであげてほしいんだ。

なんでシマリスは「タイガー」になるの?
命がけの「食料守らなきゃ!」モード
野生のシマリスは、厳しい冬を越えるために、一生懸命エサを貯め込むんだ。もしそのエサを誰かに盗られたら、冬を越せずに死んじゃう。だから、秋になると「自分の周りのものは全部俺の獲物だ!誰にも渡さないぞ!」っていう防衛本能がめちゃくちゃ強くなるんだよ。
飼い主さんのことは大好きだけど、本能が勝っちゃって「この大きな手は、俺のドングリを奪いに来た敵だ!」って脳が勘違いしちゃうんだ。
ホルモンバランスの変化
人間でも、思春期とかでイライラすることってあるよね?シマリスも同じで、季節の変わり目にホルモンバランスが大きく変わるんだ。自分でもコントロールできないくらいイライラしちゃう、いわば「シマリス版の更年期」みたいなものかもしれないね。

タイガー期はいつからいつまで続く?
始まりはだいたい秋口から
個体差はあるけど、だいたい9月下旬から11月くらいに始まる子が多いよ。日が短くなってきたり、気温が少し下がってきたりするのを感じ取って、「あ、冬が来る!」ってスイッチが入るんだ。
「うちは部屋を暖かくしてるから大丈夫」と思っても、光の長さとか気圧で敏感に察知しちゃうのがシマリスのすごいところ(であり、困ったところ)なんだよね。
終わるのは春の訪れとともに
「これ、一生続くの?」って絶望しちゃうかもしれないけど、大丈夫。ちゃんと終わりは来るよ!だいたい2月か3月、暖かくなってくる頃には、憑き物が落ちたみたいに元の「デレデレなシマリス」に戻る子がほとんど。
だから、冬の間だけの期間限定イベントだと思って、気楽に構えるのが一番だよ。

タイガー期の正しい「心の持ち方」
絶対に自分を責めないで!
「私の飼い方が悪かったのかな?」「嫌われちゃったのかな?」って悩む飼い主さんは多いけど、それは大きな間違い!タイガー期が来るのは、そのシマリスが健康で、野生の力がしっかり備わっている証拠。むしろ「元気に育ってるな!」って褒めてあげていいくらいなんだ。
シマリスを叱るのはNG
噛まれたら「痛い!」って言いたくなるし、コラッ!って怒りたくなるよね。でも、シマリスには「しつけ」っていう概念がほとんどないんだ。怒鳴ったり叩いたりしちゃうと、ただ「この大きな生き物は怖い敵だ!」って恐怖を植え付けるだけになっちゃう。
タイガー期は「コミュニケーションを頑張る時期」じゃなくて、「そっとしておいてあげる時期」なんだって割り切っちゃおう。

怪我を防ぐ!タイガー期の実践的な対策
掃除やエサやりは「作戦」が必要
ケージの中に手を入れるのは、一番危険な行為!彼らのテリトリーに侵入することになるからね。
- エサをあげるときは、別の容器で気を引いている隙にサッと入れる
- 掃除はシマリスが別荘(移動用ケージなど)に行っている間に済ませる
- どうしても手を近づけるときは、厚手の革手袋を使う
「これなら噛んでも痛くないもんねー」って余裕を持てるくらいの防備を固めるのがコツだよ。
部屋んぽ(室内散歩)はどうする?
タイガー期のときは、無理に部屋で遊ばせなくてもいいかもしれない。外に出すと、足首を狙ってハンターみたいに追いかけてくる子もいるからね。
もし出すなら、飼い主さんは厚手のズボンと靴下を履いて、肌を見せないようにガードしてね。シマリスが興奮してきたら、すぐにケージに戻ってもらう。お互いの安全が第一だよ!

タイガー期でもできるコミュニケーション
声をかけてあげる
触れなくても、声でつながることはできるよ。「おはよう」「今日も元気だね」って優しく声をかけてあげて。シマリスは耳がいいから、飼い主さんの優しい声を聞くだけで「ここは安全なんだ」って少しずつ安心してくれるはず。
おやつを投げてあげる
手渡しが怖いときは、ポイっと近くに投げてあげよう。「この人は美味しいものをくれる人だ」っていう記憶を維持してもらうのが大事。指を噛まれない距離感を保ちながら、美味しいおやつでご機嫌を取っておこう(笑)。

まとめ:タイガー期を乗り越えた先に待っているもの
シマリスのタイガー期は、確かに大変。でも、これを乗り越えると、不思議と今まで以上に絆が深まる気がするんだよね。
「あんなに荒ぶってたのに、また手に乗ってくれるようになった!」っていう時の感動は、タイガー期を経験した飼い主さんだけの特権。今はちょっと寂しいかもしれないけど、シマリスも必死に冬を越えようと頑張ってるんだって応援してあげてね。
春になったら、また一緒に遊べる日が必ず来るよ。それまでは、適度な距離感を保ちながら、温かく見守ってあげよう!


