「シマリスを飼い始めたけど、ケージの中ってどうすればいいの?」 「なんか狭そうに見えるし、退屈してないかな…」
そんな悩み、ありますよね。実は、シマリスって野生では木の上を飛び回る「アスリート」なんです。だから、ケージの中をどうデザインするかで、シマリスさんの健康もご機嫌もガラッと変わっちゃいます。
最高のお部屋作りを一緒に考えていきましょう。

まずは基本!シマリスが「お家」に求める3つのこと
シマリスさんのレイアウトを考える前に、彼らが何を求めているかを知っておくのが大事。これを外すと、せっかくオシャレにしても「使いにくいよー!」って言われちゃうかもしれません。
上下の移動が命!「高さ」を活かそう
シマリスは地面を走るのも好きだけど、基本は「木登り」が得意な動物。だから、ハムスター用の横に広いケージよりも、背が高いケージの方が断然喜びます。 レイアウトの基本は「縦の空間をどう埋めるか」にかかっています。
隠れ家は1つじゃ足りない?
シマリスはとっても慎重で怖がりな一面もあります。「あっちでも寝たいし、こっちでも隠れたい!」っていうわがままを叶えてあげるために、隠れ場所(ハウス)はいくつか用意してあげるのがコツです。
飽きさせない「仕掛け」を作ろう
賢い動物なので、毎日同じ景色だと退屈しちゃうんです。レイアウトを工夫して、ジャンプしたり、ぶら下がったりできるアスレチックのような空間を目指しましょう!

レイアウトの主役!足場と止まり木の配置テクニック
さあ、いよいよ具体的なレイアウトの話です。ケージの中にどうやって「道」を作るかが腕の見せどころですよ!
らせん階段みたいに配置してみよう
ケージの壁にステップ(足場)や止まり木をつけるときは、階段状にするのが基本。でも、ただの階段じゃつまらないですよね。 おすすめは「らせん状」!ケージの端から端へ、ぐるぐると登っていけるように配置すると、運動量がぐんとアップします。
止まり木の太さはバラバラがいい
これ、意外と大事なポイント。全部同じ太さの棒だと、ずっと同じ握り方になっちゃって、シマリスの足が疲れちゃうんです。 太い枝や細い枝を混ぜることで、足の筋肉をバランスよく使えるようになります。「野生の森」をイメージして、あえて不規則に並べてみてください。
ジャンプの距離を計算しよう
シマリスはかなりの距離をジャンプできます。でも、あまりに遠すぎると落下して怪我をする心配も。 だいたい15〜20センチくらいの「ちょっと頑張れば跳べる!」っていう距離感でステップを配置すると、見ていて楽しいアクロバティックな動きを見せてくれますよ。

ぐっすり眠れる!「寝床」と「ハンモック」のベストポジション
遊び疲れたシマリスさんが、安心して眠れる場所を作ってあげましょう。
寝床は一番「高いところ」に
野生のシマリスは、天敵から身を守るために高いところで寝る習性があります。なので、一番お気に入りのハウスは、ケージのなるべく高い位置に設置してあげてください。 そこにふかふかの綿やチモシー(乾燥した草)を入れてあげると、自分でせっせとベッドメイキングを始めます。その姿がもう、たまらなく可愛いんです!
ハンモックは「空中リゾート」
布製のハンモックもおすすめ。ゆらゆら揺れるのが好きな子も多いです。 ただ、布を噛んで糸を飲み込んじゃう子もいるので、そこは様子を見ながら。もし糸が出てきたら、すぐに新しいものに取り替えてあげてくださいね。
夏と冬で素材を変えよう
人間と同じで、シマリスも季節によって快適な素材が変わります。 夏は風通しのいい陶器のハウスやメッシュのハンモック。冬は木製のハウスや、もこもこのフリース素材。レイアウトを季節ごとにアップデートしてあげると、シマリスさんも「お、衣替えかな?」って喜んでくれるはず。

ごはんタイムを楽しく!「食」のレイアウト
次は、毎日の楽しみである「ごはん」と「お水」の場所について。
お皿はひっくり返されない工夫を
シマリスは結構力持ち。軽いプラスチックのお皿だと、中身を全部ぶちまけちゃうこともあります(笑)。 重さのある陶器のお皿を使うか、ケージにしっかり固定できるタイプを選びましょう。場所は、フンが入りにくいように、少し高い位置のステップの上に置くのが清潔でおすすめです。
水飲みボトルは複数あると安心
お水はケージの外側に付けるノズルタイプのボトルが一般的。でも、たまにノズルが詰まっちゃうことがあるんです。 もしものために、2箇所くらい設置しておくと安心。レイアウト的には、一番よく通る「メイン通り」に置いてあげると、運動の合間にゴクゴク飲んでくれます。
貯蔵庫(宝物殿)を想定しておく
シマリスには「食べ物を隠す」という本能があります。頬袋にいっぱい詰めて、どこかにお弁当を隠しに行くんです。 レイアウトを作るとき、隅っこに少し広めのスペースを作っておくと、そこを自分専用の「貯蔵庫」にしてくれることがあります。そこはあまり頻繁に掃除しすぎず(腐るものはダメだけど)、シマリスさんのプライバシーを尊重してあげましょう。

清潔が一番!トイレと底材のレイアウト
シマリスさんは綺麗好き。トイレの場所を決められる子も多いです。
トイレは「隅っこ」が落ち着く
トイレを設置するなら、ケージの底の角がベスト。シマリスは背後を囲まれている場所の方が、落ち着いて用を足せるみたいです。 もし決まった場所でしてくれない場合は、いつもフンが落ちている場所にトイレを持っていくという「シマリスに合わせる作戦」が一番スムーズにいきます。
底材で「森の地面」を再現
ケージの底には、ウッドチップや紙製の床材を敷き詰めます。 これを厚めに敷いてあげると、潜って遊んだり、これまたエサを隠したりして楽しそうにします。レイアウトの土台として、ふかふかのクッションを作るイメージですね。

飽きさせない工夫!おもちゃとアクセサリ
仕上げに、ケージをさらに楽しくするアイテムを追加しましょう。
回し車は必須アイテム?
シマリスにとって回し車は、いい運動不足解消になります。でも、中には全く使わない子も。 もし入れるなら、尻尾を挟まないような安全なタイプを選んでください。場所をとるので、レイアウトの最初に配置を決めるのがコツです。
かじり木でデンタルケア
シマリスの歯は一生伸び続けます。だから「かじること」は遊びじゃなくて、大事な健康管理なんです。 ケージの壁に固定するかじり木や、吊り下げるタイプのおもちゃをレイアウトに組み込みましょう。リンゴの木の枝とかは、匂いも良くて食いつきが全然違いますよ!
季節の「自然物」を取り入れる
たまに、公園で拾ってきた(洗浄・消毒済みの)太い枝や、ペットショップで売っているトンネルなどを追加して、模様替えをしてあげましょう。 新しいものが入ると、シマリスさんは「なんだこれ!」って猛スピードで調査を始めます。その好奇心旺盛な姿を見るのが、飼い主としての醍醐味ですよね。

飼い主さんが気をつけるべき「レイアウトの罠」
楽しいレイアウト作りですが、実はちょっと危ない「落とし穴」もあります。シマリスさんの安全を守るために、ここだけは守ってください。
墜落事故を防ぐ「クッション」
高いケージがいいと言いましたが、上から一番下までストーン!と落ちてしまうようなレイアウトは危険です。 途中にハンモックを広げたり、大きなステップを置いたりして、「もし滑っても途中で止まる」ような、ネット代わりの足場を作っておきましょう。
扉の前のブロッキングに注意
「よし、完璧だ!」と思ったら、ケージの扉が開かなくなった…なんていうのは初心者がやりがちな失敗(僕もやりました)。 掃除のしやすさや、シマリスさんを外に出してあげる時のスムーズさを考えて、扉の周りはスッキリさせておくのが正解です。
足を挟む隙間はない?
ケージの網目とステップの間に微妙な隙間があると、そこに細い足を挟んで怪我をしてしまうことがあります。 設置したあとは、自分の指で「ここ、挟まりそうかな?」って確認するクセをつけましょう。

まとめ:正解はシマリスさんが教えてくれる!
いろいろとお話ししてきましたが、一番大事なのは「あなたのシマリスさんが楽しそうにしているか」です。
教科書通りのレイアウトにしても、その子が全然使ってくれなかったら、それはその子にとっての正解じゃないってこと。 「あ、いつもここで寝てるな」「ここをジャンプするのが好きみたい」っていうのを観察して、少しずつカスタマイズしていくのが一番の近道です。
シマリスさんは言葉を話せないけれど、動きで「ここ最高!」って伝えてくれます。 ぜひ、あなたとシマリスさんだけの「理想の楽園」を作り上げてくださいね!



