「シマリスって、どこに住んでるの?」って聞かれたら、パッと思い浮かぶのは「森の中」とか「木の上」だよね。でも、実はもっと詳しい場所や、意外な場所にも住んでいるんだよ。
今シマリスを飼っている人も、これから飼いたいなって思っている人も、シマリスがもともとどんな場所で、どんな風に暮らしているかを知ると、もっとシマリスのことが愛おしくなるはず!今回は、シマリスの生息地について、世界中を旅するみたいに詳しくお話ししていくね。

実は種類によって違う!シマリスの「お家」がある場所
まず最初に知っておいてほしいのが、シマリスには「アジアに住んでいるグループ」と「アメリカに住んでいるグループ」がいるってこと。
日本で見かけるシマリスの多くは、実はロシアや中国、そして日本の北海道に住んでいる「シベリアシマリス」っていう種類なんだ。
シベリアシマリスのナワバリ
この子たちは、とっても広い範囲に住んでいるんだよ。ユーラシア大陸の北の方、つまりすごく寒い地域から、日本の北海道まで。意外とタフな子たちなんだよね。雪が降るような寒い場所でも、地面に穴を掘って冬眠しながらたくましく生きているんだ。
アメリカに住むシマリスたち
一方で、アメリカやカナダには20種類以上のシマリスがいるんだよ。でも、ペットショップで会えるシマリスのほとんどはアジア系の子たち。アメリカのシマリスは、砂漠に近いような乾燥した場所に住んでいる子もいれば、深い森の中に住んでいる子もいて、種類によって全然違う暮らしをしているんだ。

シマリスが好きなのは「どんな森」?
シマリスは森に住んでいるけれど、どんな森でもいいわけじゃないんだ。「ここがいい!」っていうこだわりがあるんだよ。
ご飯がいっぱいある明るい森
シマリスが一番好きなのは、どんぐりやクルミの木がたくさん生えている森。お腹が空いた時にすぐ食べ物が見つかる場所じゃないと困るからね。あとは、真っ暗な深い森よりも、お日様の光が地面まで届くような、ちょっと明るい森を好む傾向があるんだ。
木の上だけじゃない!地面も大事
「リス=木の上」ってイメージがあるかもしれないけど、シマリスは「地上(地面)」で過ごす時間もすごく長いんだよ。だから、地面に隠れられるような草むらがあったり、倒れた木があったりする場所が大好き。地面をトコトコ走って、美味しい種を探すのが彼らの日常なんだ。

シマリスの秘密基地!地下にあるお家
シマリスの本当の生活拠点は、実は「地下」にあるんだ。木に登るのも得意だけど、寝る時や冬眠する時は地面の下に掘ったトンネルの中で過ごすんだよ。
迷路みたいな地下トンネル
シマリスが掘る穴は、ただの穴じゃないんだ。中に入ると、寝室、食べ物を貯めておく倉庫、さらにはトイレまで分かれていることがあるんだよ。すごく綺麗好きで、整理整頓が得意なんだね。人間も見習わなきゃいけないくらいしっかりしているんだ。
冬眠のための大切な場所
特に冬の間、外が氷点下になっても、地下の深いところにあるお部屋は温度が安定しているんだ。そこでたくさんのどんぐりに囲まれて、春が来るのをじっと待つ。生息地の厳しい冬を乗り越えるための、最高の知恵なんだよ。

日本にいるシマリスの生息地
さて、僕たちが住んでいる日本。ここにも野生のシマリスがいるよ。
北海道に住むエゾシマリス
北海道には「エゾシマリス」っていう、シベリアシマリスの仲間が住んでいるんだ。大雪山とかの山の上の方から、平地の林まで幅広く住んでいるよ。北海道の厳しい冬を知っているからこそ、一生懸命に頬袋をパンパンにしてご飯を運ぶ姿が見られるんだ。
本州には野生のシマリスはいないの?
実は、本州や四国、九州には、もともと野生のシマリスは住んでいなかったんだ。でも、ペットとして飼われていた子が逃げ出したりして、一部の地域で野生化しちゃっていることもあるんだよ。これは「外来種」っていう問題にもつながるから、飼い主さんは絶対に逃がさないように気をつけなきゃいけないポイントだね。

生息地の環境を「お家」で再現するには?
野生のシマリスがどんな場所に住んでいるか分かってくると、ケージの中をどうすればいいかも見えてくるよね。
高低差を作ってあげよう
野生では木にも登るし、地面も走る。だから、ケージの中も上下に動けるようにステップをつけたり、逆にしっかり地面(床材)を厚くしてあげて、潜れるようにしてあげるとシマリスはすごく喜ぶよ。
隠れ家は必須アイテム
地下にトンネルを掘って住む習性があるから、周りから見えない「自分だけの空間」がないとストレスが溜まっちゃうんだ。巣箱を置いたり、トンネルみたいなおもちゃを入れてあげると、生息地に近い安心感を与えられるよ。

シマリスが暮らす場所の「気候」について
シマリスの生息地を語る上で外せないのが「気温」の話。彼らが住んでいる場所は、意外と温度の変化が激しいんだ。
寒さには強いけど、暑さには…
シベリアや北海道に住んでいるから、寒さにはある程度耐えられる仕組みを持っているんだ。でも、実は「暑さ」にはとっても弱い!生息地の森の中は、木陰が多くて風通しがいいけれど、日本の夏の蒸し暑さはシマリスにとって命に関わるレベルなんだ。
湿度のコントロールも大事
森の中はしっとりしていることもあるけど、シマリスが住む地下は適度な湿度に保たれているんだ。お家で飼う時も、エアコンで温度を調整するだけじゃなくて、ジメジメしすぎないように気をつけてあげてね。

食べ物から見る生息地の豊かさ
シマリスが住んでいる場所には、彼らの大好物がいっぱい!
木の実だけじゃない、バラエティ豊かな食事
生息地では、どんぐりや松ぼっくりの中にある種、カエデの種なんかを食べているよ。でもそれだけじゃなくて、春には花の蜜を舐めたり、夏には虫を捕まえて食べたりすることもあるんだ。まさに森のグルメ王だね。
貯蔵(ちょぞう)の天才
生息地では、食べ物がなくなる冬に備えて、一生懸命ご飯を隠すんだ。地面に埋めたり、自分の巣穴の倉庫に運び込んだり。この「隠す」っていう行動は、ペットのシマリスもよくやるよね。飼い主さんの服のポケットにアーモンドを隠しにくるのは、野生の血が騒いでいる証拠なんだよ。

シマリスの敵?生息地での厳しいリアル
かわいいシマリスだけど、野生の世界では狙われる側でもあるんだ。生息地には怖い天敵もたくさんいるよ。
空からの影、地上からの刺客
空からはタカやフクロウ、地上からはキツネやイタチ、ヘビなどがシマリスを狙っているんだ。だからシマリスは、いつも耳をピンと立てて、周りをキョロキョロ見渡しているんだよ。あの「ビクッ!」とする動きは、野生で生き残るための大切なスキルなんだね。
だから「高いところ」と「物陰」が好き
天敵から見つからないように、すぐに逃げ込める茂みや、敵を見渡せる高い場所を好むんだ。お家で急に大きな音を立てると驚いちゃうのも、野生の防衛本能なんだって思うと、優しく見守ってあげたくなるよね。

生息地を守るために僕たちができること
シマリスがずっと野生で暮らしていけるように、僕たち人間ができることも考えてみよう。
森を大切にする
当たり前かもしれないけど、シマリスが住む森がなくなっちゃうと、彼らは生きていけないんだ。自然を大切にすることは、巡り巡ってシマリスたちの笑顔を守ることにつながるんだよ。
外来種としての問題
最初の方でもちょっと触れたけど、もともとその場所にいない種類のシマリスを放しちゃうと、もともとそこにいた生き物たちのバランスが崩れちゃうんだ。シマリスを愛しているからこそ、最後まで責任を持って飼う。それが、野生のシマリスたちを守ることにもなるんだよ。

まとめ:シマリスの故郷を知って、もっと仲良くなろう!
シマリスの生息地について、いろいろお話ししてきたけど、どうだったかな?
シマリスは、アジアからアメリカまで広い範囲に住んでいて、特に僕たちに馴染み深いシベリアシマリスは、寒い地域の森で地下トンネルを作ってたくましく暮らしているんだ。
- 種類によって住んでいる国が違う
- 明るい森と、地下の秘密基地が大好き
- 冬眠するためにご飯を貯める天才
- 天敵が多いから、いつも慎重で一生懸命
こういう背景を知ると、ケージの中で走り回ったり、一生懸命ご飯を隠したりするシマリスの動き一つひとつに意味があることが分かるよね。
彼らの「故郷」をイメージしながら、お家での環境を整えてあげれば、シマリスとの暮らしはもっともっと楽しくなるはず!これからも、小さな家族であるシマリスのことを、たくさん勉強して、たくさん愛してあげてね。


