「リチャードソンジリスって何をあげればいいの?」「おやつはどれくらいあげていい?」そんな疑問を抱えている飼い主さんは多いはず。実は、リチャリスは食べることが大好きすぎて、油断するとすぐにポッチャリしちゃう食いしん坊さんなんです。
いつまでも元気に「プイプイ」鳴きながら駆け回ってもらうために、毎日のご飯について一緒に勉強していきましょう!

そもそもリチャードソンジリスって何を食べる動物?
リチャードソンジリスは、野生では北アメリカの広い草原に住んでいる動物です。地面に穴を掘って生活していて、基本的には草や根っこ、たまに昆虫なんかを食べて暮らしています。
つまり、彼らの体の作りは「繊維たっぷりの草」を消化するのに特化しているんです。ここを勘違いして、ひまわりの種などの脂っこいものばかりあげてしまうと、あっという間に病気になってしまうので注意が必要ですよ。
草食に近い雑食性
基本は草食ですが、実はちょっとだけタンパク質も必要とする「雑食寄り」の性質を持っています。でも、メインはあくまで「草(牧草)」です。これを忘れないようにしましょう。
歯が一生伸び続ける
リスの仲間なので、歯がずっと伸び続けます。硬いものを噛んで歯を削らないと、口の中を傷つけたりご飯が食べられなくなったりする「不正咬合(ふせいこうごう)」という病気になっちゃうんです。だから、しっかり噛めるご飯がとっても大事!

メインディッシュは「チモシー」!これがなきゃ始まらない
リチャリスの健康を支える一番の柱は、なんといっても「牧草(チモシー)」です。これ、意外と知らない人もいるんですけど、ペレットよりも何よりもチモシーが一番大事なんです!
なぜチモシーが最強なの?
チモシーは繊維がめちゃくちゃ豊富。これをモグモグ噛むことで、伸び続ける歯が自然に削れます。さらに、お腹の調子を整えてくれるので、うさぎさんと同じように「チモシー食べ放題」の状態にしておくのが理想です。
1番刈りと2番刈り、どっちがいい?
お店に行くと「1番刈り」とか「2番刈り」って書いてありますよね。
- 1番刈り: 茎が太くて硬い。歯を削る力が強い!
- 2番刈り: 葉っぱが多くて柔らかい。
基本は1番刈りがおすすめですが、硬すぎて食べない子は2番刈りからスタートして、少しずつ慣らしてあげてくださいね。

栄養バランスを整える「ペレット」の選び方
チモシーだけだと、どうしてもビタミンやミネラルが足りなくなることがあります。そこで活躍するのが「ペレット(固形フード)」です。
リチャードソンジリス専用がいいの?
最近はリチャリス専用のペレットも増えてきました。もし専用がなければ、プレーリードッグ用や、低脂肪なうさぎ用のペレットで代用することもあります。でも、できればリチャリスの栄養基準に合わせて作られたものを選んであげたいですね。
あげる量はどれくらい?
「欲しがるだけあげちゃう」のはNG!リチャリスは太りやすい体質なので、体重の3〜5%くらいを目安に、朝と晩の2回に分けてあげるのがベストです。お皿が空っぽになっても、チモシーがあるから大丈夫。心を鬼にして、量は守りましょうね。

お楽しみ!野菜と果物のあげ方
飼い主さんにとって一番楽しいのが、お野菜をあげている時間ですよね。手から受け取ってくれる姿は、もう悶絶級のかわいさです!
おすすめの野菜
- 小松菜: カルシウムもあって優秀。
- にんじん: みんな大好き!でも糖分があるのであげすぎ注意。
- ブロッコリー: 栄養満点。
- チンゲン菜: 水分補給にもなります。
野菜は水分が多いので、一気にたくさんあげるとお腹を壊しちゃうことがあります。指の先くらいのサイズを、おやつ程度にあげるのがコツですよ。
果物は「特別なご褒美」
りんごやバナナは大好きですが、糖分がかなり高いです。人間にとってのショートケーキみたいなものだと思ってください。毎日あげるのではなく、爪切りを頑張った後や、特別な記念日に少しだけあげるのが健康の秘訣です。

実は注意が必要!あげてはいけない食べ物
かわいいからといって、人間が食べているものをあげるのは絶対にダメです。リチャリスにとって毒になるものもたくさんあります。
ネギ類は絶対ダメ
タマネギ、長ネギ、ニラなどは赤血球を壊してしまう成分が入っているので、絶対にあげないでください。台所で落とした野菜を拾い食いしないように気をつけて!
チョコレートやお菓子
カフェインや砂糖、添加物はリチャリスの小さな体には負担が大きすぎます。中毒を起こしたり、急激に太って心臓に負担がかかったりするので厳禁です。
水分の多すぎるレタスなど
レタスやキュウリはほとんどが水分です。こればかりあげると、下痢になってしまうことがあります。リチャリスにとって下痢は命に関わる大ごと。あげるとしても、ごく少量にしましょうね。

季節ごとの食事の工夫
日本には四季がありますよね。リチャリスは温度変化に敏感な動物なので、季節に合わせて食事の内容も少しだけ意識してあげると、より快適に過ごせます。
夏の水分補給
夏は暑さでバテやすいです。新鮮な水をいつでも飲めるようにするのはもちろん、水分の多いお野菜を少しだけ増やしてあげてもいいですね。でも、お部屋のエアコン管理が一番大事ですよ!
冬はエネルギーが必要
冬は体温を維持するためにエネルギーを使います。少しだけペレットの量を増やしたり、タンパク質を意識してあげたりするのもアリです。ただし、暖房でお部屋がポカポカなら、そこまで神経質にならなくても大丈夫。

水の重要性を忘れないで!
食べ物のことばかり考えがちですが、「お水」も同じくらい大切です。
毎日新鮮な水に取り替えよう
給水ボトルのお水は、毎日必ず取り替えてください。「まだ残っているから明日でいいや」はダメですよ。雑菌が繁殖しちゃうかもしれません。
給水ボトルのチェック
リチャリスは結構力が強いので、ボトルをガジガジ噛んで壊しちゃうこともあります。ちゃんとお水が出ているか、逆に漏れすぎていないか、毎日チェックしてあげてくださいね。
太りすぎをチェックする方法
「うちの子、最近丸くなった?」と思ったら要注意。リチャリスの肥満は万病の元です。
触ってみて確認
背中を優しくなでた時に、背骨の感触が全く分からないくらいお肉がついているなら、それは太りすぎかもしれません。理想は「ふっくらしているけど、骨の感触も少しわかる」くらいです。
定期的に体重を測ろう
キッチンスケール(はかり)の上にカゴを置いて、その中にリチャリスを入れて体重を測る習慣をつけましょう。毎週同じ時間に測って記録しておくと、体調の変化にいち早く気づけますよ。

まとめ:愛するリチャリスと長く一緒にいるために
リチャードソンジリスのご飯について、いろいろとお話ししてきました。大切なポイントをもう一度おさらいしましょう!
- メインは「チモシー」: 24時間いつでも食べられるように。
- ペレットは「適量」: 太らせないように量を守る。
- 野菜は「彩り」: 少量をご褒美感覚で。
- 水は「毎日新鮮に」: 命の源です。
リチャリスは、自分で自分の健康管理ができません。飼い主さんがあげるものが、その子の体を作ります。「これが一番おいしいね」って話しかけながら、楽しい食事の時間を過ごしてくださいね。
ムチムチの可愛い姿をいつまでも見ていられるように、今日からご飯の内容を見直してみませんか?



